フロアが水びたしに 関東地方に寒冷前線が通過して大雨を降らせたあくる日の土曜日。クルマで出かけようとエンジンをかけ動きだしたとき、ダッシュボードの辺りから「チャプン…」という音が聞こえました。 …水の音? もしやと思い、クルマを止めて助手席の下を見てみると、予想通り、フロアマットが水でびしょ濡れになっていました。 W208は、フロントガラス下にエアコンの外気取り込み口があって、同時に雨水の排水口を兼ねています。流れ込んだ雨水は助手席側にあるドレンから排水される仕組みです。しかし、このドレンが詰まっていると雨水がオーバーフローしてエアコンの外気取り込み口から車内に侵入してきてしまいます。 以前はこのドレンが枯れ葉などで詰まってしまっていたために、台風のあと、助手席側のフロアマットが濡れてしまったことがあったのですが、今回はフロアマットどころか、フロアの最下層に水溜まりができてチャプチャプと水の音がするほどでした。 フロアマットをめくって、フロアカーペットも取り外してたまった水をスポンジで吸い取りました。 ちなみに雨漏り後、インパネの赤い「SRS」警告灯が点きっぱなしになっていたのですが、フロアを乾かしたら直りました。このあたりを通っている配線が水でおかしくなっていたのかもしれません。 (追記)直ったと思っていたSRS警告灯ですが、何週間か経過したところで再び点きっぱなしになってしまいました。 フロアカーペットは吸音材にたっぷりと水がしみこんでしまっていて、乾燥するまで3日かかりました… 詰まったドレンを掃除 エアコンの外気取り込み口のドレンを掃除しましょう。 ボンネットを開けて、助手席側を覗きます。 ちょっと見づらいですが、ゴム製のドレン口を外して、たまっていた泥や枯葉などを取り除きました。 詰まりやすいので、定期的に点検したほうがいいですね。