漆喰の壁を傷つけずに絵を飾る方法
漆喰を傷つけたくないので… 色々あって、絵を飾ることにした。 我が家の壁は漆喰である。絵を飾るためにピンや留め具で壁を傷つけたくはない、と思っていた。絵は何枚かあったのだが、一枚も飾らずにしまい込んでいた。 壁には跡を残さず、なるべく器具が目立たないようなやり方で絵を飾るにはどうすればいいのだろうか。 できるだけシンプルに絵を飾る こんな商品を見つけた。 「ピクチャーレール ワイヤーフック」 絵などを壁に飾るときに使う、吊り下げ式の金具付きステンレスワイヤーである。 一方の端は釘などに引っ掛けられる輪になっており、もう一方は長さ調節ができる金具が付いている。 この金具がなかなかの優れモノで、上のボタン状の部分を指で押し込むとロックが外れて、ワイヤーの長さを無段階に変えられる構造だ。 このワイヤー、本来は壁に取り付けられた「ピクチャーレール」(カーテンレールみたいなもの)取り付け専用のモノらしいのだが、わざわざピクチャーレールを設置しなくとも、輪の部分があれば釘などに簡単に引っ掛けられると思い、何本か購入した。 取り付け 漆喰壁の木枠部分に、小さな釘を打ち込んで、ワイヤーの輪の方を引っ掛ける。 額縁側は、例の可動式の金具を額縁の裏側のヒモに引っ掛けた。 大きな絵は2本のワイヤーで吊るす。 高さの微調整は簡単だ。 絵を掛けてから、金具でちょいちょいと調整すれば大丈夫である。 ワイヤーが目立つ? これは最初から薄々感じていたのだが、ワイヤーはステンレスなのでギラギラ光っていて、しかも太めの縄状なので、白い壁を背景に少し目立つ。 そこで、ワイヤーを白く塗ってしまうことにした。 白のマーカーをグリグリと塗る。 少しは目立たなくなっただろうか。