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トレーニング用ドラムパッドスタンドを作ってみた

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ドラム基礎練習開始? バンドから離れて1年半が経った。 ドラムスティックにもまったく触れずに時間だけが経過してしまい、漠然とこのままだとまずいな、と思う。何かやっていないともうドラムを叩けなくなってしまうのではないか、という不安もある。 家にいる時間が増えたこの頃、そうだ、基礎の基礎からやってみよう!と決心し、作ったものがある。 ドラム練習用のスネアスタンドである。 自作練習用スタンド トレーニングパッドを載せるとそれらしくなる。 あり合わせの材料で作った。 2本の1×4材をT字型に組み合わせて脚にし、コンパネを台にした。強度が心配だったが、練習用途であればそんなに揺れることはない。 今までドラムの基礎など何も知らずに我流でやってきたが、実は前々からやっぱり基礎は必要だな、と感じていた。 この際、スティックの握り方からやり直そうかと思っている。

「ちょっと、いい傘」使ってみませんか?

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日本での傘の「地位」 今年の夏は雨が多い。 雨の街を歩けば、やはり目立つのは使い捨てのビニール傘だ。雨の交差点を渡るとき、すれ違う8割の人は間違いなくビニール傘をさしている。 どこにでも売っているビニール傘。安い。急な雨に降られても、近くのコンビニに駆け込めばワンコインで買えたりする。 一方で、ビニール傘は、使い捨て大量消費の象徴にもなっている。僕はエコ活動家でもそっちの思想家でもないが、雨上がりの道路脇に壊れて放置されている傘を見ると、ちょっとなんだかなあ、と思ってしまう。 傘と言えばビニールでできた透明なやつ、安くてなんぼ、壊れてもなくしても、また買うモノ。日本では、そんな傘のイメージが定着している。 バッグだの靴だのアクセサリーだの、何かとこだわりの強いヒトでも、傘については無頓着な気がするのだ。持ち物として、こだわる必要もない、ということなのかもしれない。 スーツ姿のできるビジネスマン風の男がビニール傘をぶら下げている。有名ブランドで固めたお姉さんは、ヒールの足元を気にしながらコンビニ傘をさして歩いている。だからといって特にとがめられることはない。 イギリスの映画やドラマを観ていると、やっぱり傘をさすシーンがよく出てくる。男も女も黒い傘、というイメージだが、もちろんそこにビニール傘は見たことがない。そもそも洋傘はイギリス紳士の持っていたステッキが始まりだ、という説は本当かどうかはわからないが、傘をさすイギリス人はなぜかカッコいい。 日本で、ちゃんとした傘を持っているヒトを見かけると、「お、やるな」と思うのは僕だけであろうか。 越前の洋傘 越前では、織物工業が盛んだったこともあり、地場産業として洋傘がつくられてきたそうだ。 この傘は、職人の手作りである。かれこれ15年ほど前、たまたま入った百貨店で催事があって、見たら気に入ってしまい購入したものだ。 骨は16本。骨が多いとやや重くはなるが、堅牢でしかもシルエットが美しい。生地は一度張り替えている。 軸と石突きは木でできている。以前、石突きを道路の側溝のグレーチングにひっかけて折ってしまったことがあり、その時も修理をしてもらった。 持ち手は牛革のストラップだ。その辺に引っ掛けられないし、持ちづらくもあるのだが… 気に入ったモノをメンテしながら長く使う、というのは今の日本ではあまり重要視されていない。もともと日本