素人手抜きレシピ:タルタ・デ・サンティアゴ
スペイン北部・ガリシアの素朴な伝統菓子 タルタ・デ・サンティアゴというお菓子。 新約聖書に登場するイエスの使徒のひとり、サンティアゴ(つまり聖ヤコブ)の遺骸がまつられているという、サンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で作られたのが始まりだそうだ。 本来は、十字架を型どり、粉糖で表面を飾りつける。 材料は、アーモンドの粉と卵と砂糖だけである。材料をぜんぶ混ぜあわせるだけで、超カンタンに焼ける素朴なお菓子だ。 材料 (直径23cmのタルト型) ・アーモンドプードル:150g ・砂糖:100g ・卵:3個 ・シナモンパウダー:適宜 ◆甘さ控えめのレシピ。砂糖は120gまで、お好みで増やしても構わない。スペインのお菓子はかなり甘いそうだ。 生地をつくる 1 アーモンドプードルと砂糖をボウルに入れ、ざっと混ぜ合わせる。 2 卵を割り入れる。 3 泡立て器でよくかき混ぜる。 4 シナモンを適量加えて混ぜる。 型を準備する 5 型にバターを塗っておく。 6 オーブンを170℃に予熱する。 焼く 7 型に生地を流し込む。 8 170℃のオーブンで30~40分焼く。 出来上がり 10 粗熱をとったら型からはずす。 なんの変哲もないアーモンドケーキであるが… 1日置くと、しっとりして美味しくなる。 レモンやオレンジの皮をすりおろして入れたり、ラム酒などを入れたりしても美味しい。