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古くなった靴、捨てますか?それとも…

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通勤用に履いているレザーソールの靴である。週に1~2回ほどの頻度で、2年半ほど履いてきた。 革のソールがかなり傷んでいる。 ソールの革は一部擦りきれてしまって、コルクの層が見えている。そろそろ手を打たないと…という時期だ。 この靴は、千葉にある靴メーカー「東立製靴株式会社」がつくった、自社ブランド「ショーンハイト」の靴だ。 東立製靴は、おそらく、国産の「ちゃんとした」靴を製造する、もっとも良心的なメーカーだ、と僕は勝手に思っている。 ショーンハイトの靴は、すべて「グッドイヤーウェルト製法」で作られているとのこと。専門的なことはよくわからないが、グッドイヤーウェルト製法は非常に手間のかかる作り方だそうでだ。これにより、頑丈で、かつメンテナンスのしやすい靴が出来上がるという。 従って、メーカーでも、靴の修理に対するサービス体制に抜かりはない。オールソール張り替えを、9,720円(税抜き)でやってもらえるそうである。とても良心的。 まあ、「靴の底を替えるだけで1万円」が、お得なのかどうか、人それぞれの感じ方次第だとは思うが。 こんにち、靴のソールは、今やほとんどがラバー製である。ラバーは丈夫で長持ち、水に強くて扱いやすいし、滑りにくい。 さりとてラバーも履き込めば、磨り減ってきたりひび割れたり、劣化はする。 劣化したら、どうするか…古くなって傷んだラバーソールの靴をわざわざ修理する人はいないだろう。そもそも、修理したくても修理できない靴がほとんどかもしれない。 それは即ち、捨てるしかない、ということ。 さて、僕の靴だが、もう少し様子を見て、オールソール張り替えをお願いするつもりでいる。 靴に限らず、気に入ったモノなのだから、できればメンテナンスを繰り返しながら長く付き合っていきたいものである。

ハンスグローエのシャワーホース交換

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交換はカンタン この家の竣工時から頑張ってくれたハンスグローエのシャワーだが、もう10年が経過した。 ここに来てシャワーホースの継ぎ手のあたりから、水が漏れてくるようになった。というより、ジャバジャバ流れ出すような状態になってしまったので、シャワーホースを交換することにした。 シャワーヘッドとホースの構造はよくわからないのだが、手で結合部分を無造作につかんでひねってみると、グリッ…とワケもなく回転する。 そのままくるくるネジを回すと、シャワーヘッドとホースが簡単にはずせた。 水栓とホースの継ぎ目も、同じようにはずす。 シャワーホースのネジサイズ∶「G1/2」とは シャワーホースなどに使われる、「ねじ」の形式について調べてみた。 やはり、何種類かの形式が存在する。色々なメーカーで、使っている形式にバラつきがあるようである。 ハンスグローエが採用しているのは、「G1/2」という規格だ。(以下、モノタロウさんのサイトを参考にした) この「G」は、「管用平行ネジ」と呼ばれるねじの形状の種類を指す。 使われている管用平行ネジは、円筒形のねじで、先端まで均一の太さ(平行)になっている。主に機械部品の接合などに使用されるそうだ。 おねじ・めねじ共にISO規格で「G」と表し、このあとににサイズを付け加える。 「1/2」サイズは、4分とも呼ばれ、ねじ山の数は14、おねじ外径20.955、めねじ内径18.631、というふうに決まっている。 他の規格では、ねじの形が平行でない「テーパーネジ」がある。文字通りテーパーしている、つまり、先端に向かって細くなっているねじで、締める力が非常に強い特性があるそうだ。これに対しG1/2は、ねじが平行であるため、比較的着脱がしやすく、海外製品の主流規格になっているようである。 グローエとハンスグローエ さて、ハンスグローエはドイツのメーカーである。一方、「グローエ」というメーカーも有名で、これまたドイツの、別の会社だ。資本関係はないそうだが、それぞれの創業者は、親子関係にあるとのこと。 ハンスグローエ製品はやはりそれなりに値が張るので、別メーカーでG1/2規格の格安シャワーホースを探すが、なかなか国産のもので同規格のもの

フーリガンのタイヤを交換

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タイヤの交換はカンタン キャノンデール・フーリガンのリアタイヤがちょっとすり減ってきたので、交換することにした。 標準のタイヤは、シュワルベのデュラノ26-406(20×1.10)だ。スリックに近く、幅が細いので、すごく軽く音もなく転がって、いいタイヤだったと思う。 ただ、フーリガンはフレームの強度がガチガチに高く、細めのタイヤだと、路面からの突き上げが直接的で、少々気になる感じるときがあった。 このフレームには少し太めのタイヤも合うのではないか、と前々から考えていて、実は先にフロントタイヤだけ交換をしていた。今回はリアタイヤの交換を行う。 MTB やロードバイクなら、大抵クイックリリースレバーがあるので、工具などは必要なく、従って経験がなくても簡単にタイヤ交換が可能だ。 1. 用意するもの 軍手とタイヤの空気入れ、それにタイヤレバーを用意する。もちろん新しいタイヤとチューブも必要。 タイヤレバーは、タイヤをホイールからはずすとき、タイヤをホイールにはめ込むときに使う。なくてもできるかもしれないが、あった方が100倍楽である。 今回は、パナレーサー「パセラコンパクト」 20×1.5で、少し太いサイズにした。 タイヤサイズが変わるためチューブも購入した。こちらももパナレーサーで、スタンダードチューブ 20×1.5~1.75 仏式バルブチューブ(34mm)だ。 2.タイヤユニットを車体からはずす ①まず、作業しやすいように、自転車をひっくり返しておく。 ハンドルバー等に傷がつく恐れがあるときは、ウエスなり段ボールなりを敷いた方がいい。 ②クイックリリースレバーを緩める。 かなり固いが、ひるまずに、グイっと引き起こして反対側に倒す。 このモデルのリアはディスクブレーキなので、作業は楽だ。 ③リリースレバーを倒すと、リアタイヤの車軸を両端からはさんでいるフレームが広げられて、リアタイヤがはずせる状態になる。 キツければ、ネジを緩める要領でタイヤの軸を回して調整する。 ④リアタイヤユニットをはずすためには、スプロケット(歯車)に掛かっているチェーンをはずさなければならない。 リアのディレイラーを前側に倒すと、張っていたチェーン