無垢テーブルのメンテナンス:蜜蝋ワックスを塗る
ナラ無垢材のテーブルをメンテナンス
近所の店で買った、無垢板のダイニングテーブル。タモ材である。
普段、しょっちゅう雑巾で水拭きをしているので、天板の表面は乾燥して、やや白っぽくなっているような気がする。コップを置いた跡や油物を落としたようなシミも多くある。
別に、蜜蠟を塗りこむ洗車用のスポンジと、からぶき用の使い古したハンカチを用意した。
蜜蝋は、古くなったマーガリンのようだ。
スプーンで少量ずつ蜜蝋をすくって、スポンジに付け、
天板に薄く塗り込む。蜜蠟の伸びは良く、ごくごく薄く塗り広げていく。
塗り込んだところから木の表面の色がやや濃くなって、しっとりとしてくる。
2度塗りは不要、1回だけ塗ればいい。このテーブルで、使った蜜蝋は大さじ1杯にも満たないだろう。
ひととおり塗り込んだら、乾いたタオルなどでからぶきをする。ふき始めはやや重い摩擦を感じる。
ふき上がったところ。
蜜蝋がしっとり馴染んで、ほんのり艶が出た。色味は少し濃くなって、水シミや油のシミは消えたようだ。
蝋の染み込んだタオルなどをそのまま放置していると、蝋の酸化反応によって発熱し、最悪の場合発火し火災につながる恐れがある。
使ったスポンジとハンカチは、たっぷり水に浸してビニール袋に入れて捨てる。
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