スパイスは4種類。手軽なスパイスカレー

最小限のスパイスで作るカレー


カレーって、何種類も複雑なスパイス使って、作るのも難しそう…と思いがちだが、実はぜんぜんそんなことはない。

ベースになる4つのスパイスさえ揃えば、誰にでも「本格っぽい」カレーが作れる。

「手抜き」と「本格」が矛盾するが、できるだけカンタンに、最小限のスパイスから作ってみよう、と思い立ってできた、カレーのレシピ。基本のカレーペーストとして作りおきしておけば、さまざまなカレーにアレンジが効く。

材料


(基本のペースト6~7食分)

たまねぎ:2個
にんにく:2片
しょうが:1片
トマト水煮:1缶
サラダ油:大さじ4~5
塩:小さじ2
(スパイス)
クミンパウダー:大さじ山盛り2
コリアンダーパウダー:大さじ山盛り2
ターメリックパウダー:大さじ山盛り1
カイエンペッパーパウダー:小さじ1(辛さ控えめ。お好み次第で…)


たまねぎを炒める


1.たまねぎをすりおろし、フライパンに入れて強火にかけます。このまま混ぜながら沸騰させて、水分を蒸発させる。


2.たまねぎの水分が飛んでチリチリしてきたら、サラダ油を入れて炒める。
(ちなみに写真ではクミンシードを入れている)


3.たまねぎが油と混じって、温度が上がるにつれてパチパチとはねてきたら、水をジュッ、と注ぐ。


4.混ぜながら沸騰させて、水分を飛ばす。


5.水分が蒸発し温度が上がってきたら、もう一度水を加えて、水分を飛ばす作業を繰り返す。
油だけで炒めるより、水を加えて煮詰める方が、たまねぎの色が褐色になるまでの時間が短縮できる。
水分が蒸発し、油が浮いてくるころには、たまねぎが少し茶色くなっているはず。
経験上、たまねぎの色によって出来上がりの味が左右されることはないので、色濃くする必要もない。

6.水分が飛び、ペースト状になって油が浮いてきたら、たまねぎの炒めは完了だ。
にんにくとしょうがをすりおろしてフライパンに加え、軽く炒める。


トマトを入れて煮詰める


1.トマトの水煮を加えて、混ぜながら強火で煮詰める。


2.水分が飛んで、油が浮いてくるまで混ぜながら炒める。


スパイスを加える


1.水分が飛んで、ペースト状になったら、いったん火を止めて、すべてのスパイスと、塩を加える。


2.弱火にかけながら、全体がなじむまでよく混ぜる。
スパイスを加えると、油を吸って焦げやすくなるので手早くかき混ぜる。


3.水を加えてペーストをゆるめ、ドロドロの状態にする。


4.火を強めて、手早くかき混ぜながら煮詰め、水分を飛ばす。


出来上がり

ちょっと固めのペースト状になれば、出来上がり。


この状態で保存しておけば、カレーの「たね」として、いろいろ使える。チキンスープやココナッツミルク、ヨーグルトなどでのばして、具はなんでもオーケー。



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