投稿

4月, 2026の投稿を表示しています

メルセデス【S124】外気導入でエアコンの風が出ない!

イメージ
エアコンの風が出ない 実はさっき気がついた。エアコンの風が出ていない。 外環は事故で渋滞していた。4月だけどもう20℃を超えている。S124のフロントガラスからは強い陽が差し込んできて車内はとても暑い。 エアコンが効いていなかった。風量ダイヤルを2から3に上げる。ブロアモーターの音は大きくなるが、エアベントからの風はほとんど出ていないようだ。 おかしいな。 内気循環ボタンを押してみた。すると、勢いよく風が吹き出してくるではないか。空気はちゃんと冷えている。 バキュームシステム 外気導入でエアコンの風が出ない、というのはどういうことだろうか。 ウチのS124はエアコンのフィルターを備える後期型である。エアコンシステムは「クライメートコントロール」システムと呼ばれる。温度、湿度、風量などを自動的に管理・調整し、一定の快適な室内環境を維持する空調システム、ということだ。 ただ、そこは30年以上前のシステム。エアーの取り込みや流れは、バキュームで駆動する弁やフラップで制御している。各所にエンジンの排気からつながるチューブが張り巡らされており、チューブ内の負圧(吸い込む力)を動力にするわけだ。 旧い124では、多くの場合、このバキュームシステムに不具合が見つかる。バキュームチューブが劣化して気密性がなくなったり、バキュームを動力に変えるアクチュエータが壊れたり、なかなかの鬼門らしい。 前述の外気導入か内気循環かを制御するのも、バキュームで駆動するフラップによるものだ。このS124も、バキュームシステムにどこかしら問題があるのかもしれない。 ちょっと厄介なことになりそうだ。 外気導入フラップ まず見るべきは外気導入フラップが正常に作動するかどうか。 バキュームの取り回しやアクチュエータはほとんどバルクヘッドの中に収まっていて、ダッシュボードを全部取り外さないとアクセスできない。でも外気導入フラップの動きならエンジン側から見ることができる。 さらにワイパーまわりをバラして、エアコンフィルターを取り外すとフラップにたどり着く。 奥の茶色い板がフラップ。外気導入モードになっている。 見ると、フラップは外気導入モードの状態だった。 エンジンをかけて、ブロアモーターとフラップが正常に動くかを確かめてみる。 ブロアファンはちゃんと動いている。 内気循環のスイッチを押すと… フラップはしっか...

メルセデス【S124】ワイパーが止まらない!

イメージ
 誰かワイパー止めて! 4月の初めである。 今年、東京ではもう桜が満開になったとニュースで言っていた。確かに出発したときは、朝から雨が降っている割には暖かかった。 クルマはもう郡山の街を過ぎて、安達太良山を目指して進んでいる。温泉はここからさらに40分ほど北へ登った高原にある。標高は1,200メートル。雨上がりで湿度は100%となり、目的地まであと数キロというところで突然霧が濃くなってきた。 視界はいよいよほぼゼロとなる。メーターパネルの外気温計は2℃を表示していた。視界を閉ざす霧はもう雨のようになってきた。ワイパーを動かす。 温泉宿の建物は霧でまったく見えなかった。なんとかたどり着いて駐車する。ライトを消してワイパースイッチをオフにする。…が、ワイパーは止まらない。間欠のタイミングで動き続けていた。 ワイパーのスイッチをカチカチやってからオフにしてみた。 ワイパーが止まらない。 応急処置 翌朝起きると、外は一面雪景色になっていた。雪がしっかり降っている。 まあ、雪でも雨でも降っててくれていいのだが、止んだらどうするか。今うちのクルマはワイパーが止まらないのだ。 昼になると雪は雨に変わって、降り方も弱まってきたようだ。昨夜見た天気予報では、午後の福島は天気が急激に回復するという。 晴れた街をワイパーを動かしながら走るような、みっともないことは何としても避けたい。 考えた末、とりあえずヒューズを抜いておくことにした。 コンビニの駐車場でボンネットを開けて、2番のヒューズを抜いた。これでワイパーは動かなくなる。ウインドウやシートも作動しなくなるが、しばらく我慢だ。また雨が降ってきたらヒューズを入れるしかないけれど… ワイパースイッチを分解整備 ワイパーリレーがとうとう寿命なのかと考えたのだが、そうではなくて、どうもワイパースイッチが怪しい気がしてきた。 振り返ってみると、ここ数ヶ月、ワイパースイッチをオフにした瞬間に1回だけワイパーが動いていたのである。今まで気にも留めていなかったが、よく考えるとおかしい。スイッチオフ付近で切れるはずの回路がつながっていたということだ。 念のため養生テープを貼り、ワイパースイッチの先端のつなぎ目をこじる。 外れた。 バネとキャップが飛び出た。なくさないように。 白いキャップを引き抜く。 接点の端子がいっぱい見える。金属棒が刺さっ...