革ベルトを(ちょっと)復活させる方法
革ベルトは劣化する
革のベルトも長年使っているとあちこち傷んでくる。
いちばんヘタってくるのはバックルの当たるところだろう。バックルの金具に押しつけられて型が崩れ、折れ曲がる。前面中央のポジションになるので、机などとの摩擦によって革表面にキズがつきやすい。傷がつくと表面はカサついてくる。
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20年弱使っているベルト |
あまりキツく締めないよう気をつけているつもりでも、このような劣化はどうしても避けられないところである。
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金具のまわりがこすれている |
いずれにしろ革のベルトは、経年劣化といろんな原因によって革の柔軟性が損なわれ、型が崩れ、表面が削られていく。なんとかもとのしっとりとした革の性質を取り戻してやらねばならない。
モゥブレイ「デリケートクリーム」でしっとり感を回復
革靴は、雨で濡れたあとに乾かすと、なぜだか前よりも乾燥が進んで硬くなってくる。そんなとき使っているのがモゥブレイのデリケートクリームだ。
このクリーム、革に潤いと柔軟性を与えるようである。靴にいいのだからベルトにも効くはずだ。
早速指で塗り込む。「デリケート」なクリームは水分が多く、革にどんどん吸い込まれていく。
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指で塗ると染み込みやすい気がする |
塗った部分はしっとりと濡れて少し色が変わってくる。
塗り込んだら一応、靴用のブラシでゴシゴシしておいた。
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