メルセデス【S124】モノワイパーとヘッドライトワイパーを塗装する

ちょっとした補修で精悍なマスクに

 S124のモノワイパー表面が経年変化で劣化してきた。
とくに「亀の甲」と呼ばれるワイパーアームのカバーと、金属製のワイパーアーム部がひどい。市販のつや消し黒のラッカースプレーでチャチャっと塗装してみる。

この124は94年の後期型なので、亀の甲部分は樹脂製である。
この亀の甲とワイパーアーム部分との間に、やはり樹脂製のカバーがあるのだが、まずこのカバーをはずしてからワイパーアームを引き抜かねばならない。何も考えずにカバーの端をぐいっと持ち上げたところ、「バキッ」と嫌な音がした。
迂闊であった。案の定、カバー裏のツメが折れていた…

プラリペアでツメを補修したところ

カバーの裏側を見ると、両側に縦のレールのような薄いツメがあって、金属製アームのレールにぴったりとはまるようになっている。カバーを取り外すときは、亀の甲側(ワイパーの根元側)にスライドさせるように引き抜くべきであった…。後悔先に立たず。プラリペアでツメを補修した。

ワイパーアームを引き抜いたところで、そうだヘッドライトワイパーもついでに塗装しよう、と思いつく。


ワイパーアームは金属製である。細めのサンドペーパーで古い塗装表面をこすってから、パーツクリーナーで脱脂をした。
あとは普通のつや消しブラックのスプレーを吹くだけである。

さて亀の甲であるが、ユニットを取り外すのはとてもタイヘンなので、取り外さずに厳重にマスキングをしてから塗装することにした。

車体から外さずそのまま塗装

ちょっとしたところだが、剥げたヨレヨレ感がなくなって、非常にスッキリする。チラリと見えるツヤ消しブラックでなかなか精悍。

塗装完了

塗ってすぐに雨が降った…

目元が引き締まった。



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