【S124】メルセデス・ベンツE320ステーションワゴン:納車直後の不具合いろいろ

 ヘッドレストが動かない

S124がやって来て、2日めの朝を迎えた。
ウインカーが動かなくなったので(のちに解決済み)出かけられず、今日はS124をチェックする日にした。
やはり不具合はいくつか出てくるものだ。

助手席のヘッドレストが動かない。
フロントドアについているおなじみのこのスイッチで上下させるのだが、このヘッドレストだけが動かない。スイッチを動かすと、シートの中からウィーン…とモーター音は聞こえるので、駆動部の機構に問題があるのではないかと思われる。


担当のKさんに電話をすると、すぐクルマを引き取りに来て、整備工場に持ち込んでもらった。原因は、シートの中にある小さなギアが壊れていたからだそうだ。
修理後「めいっぱい下までは下げないでよ」と言われる。気をつけることとしよう。

スライディングルーフが(あんまり)動かない

スライディングルーフがたまに動いたり、たまに動かなかったりする。前後にスライドさせるときは、スイッチを入れてから「ズズズ…」と2秒ほどおいてから動き出す。ただし、チルトアップは不動であった。
ルーフを開けて上からレール部分を覗いてみたら、爪楊枝がはさまっていた。まさかこれが原因かと一瞬考えたものの、取り去っても何も変わらなかった。


結局、工場で「レールのクラッチ部分を調整したら直った」そうだが、相変わらず動き出すのに2拍分遅れる。もともとこんなもんなのだろうか。

ラジオアンテナ取付部が破損

実は納車前からわかっていた。
アンテナ取付部の樹脂カバーが破損していた。


アンテナはちゃんと上下するので機能的な問題はないが、これだと水が侵入してよろしくない。交換してもらった。
ちなみに、S124用がなかったので別のモデルのものを流用したとのことだ。どのモデル用なのかは不明である。まあ普通にくっついてるので気にしないことにする。


ウインドウウォッシャー液が出ない

フロントのウインドウウォッシャーノズルのうち、左側だけウォッシャー液が噴射しないことが発覚した。
ボンネットを開けて、ノズル付近をチェックしてみた。この樹脂製のフタのようなものを開けると、ウォッシャーノズルにアクセスできるはずだ。


それにしても、なぜテープがくっついているのか。
フタをパカッと開けたら、欠けたと思われるツメが落ちてきた。そういうことか。


左側に見えるのが、ウインドウウォッシャー液の送られてくるホースだ。ホースの先端がノズルの差し込み口から外れてしまっている。


ホースを差し込んで完了。


そうそう外れるものではないと思うが、前のオーナーはウインドウウォッシャーを使っていなかったのだろうか。

ヘッドライトワイパーが(ちゃんと)動かない

フロント側にまわってふと見ると、左側のヘッドライトワイパーがヘンな位置で止まっている。試乗のときはちゃんとまっすぐ納まっていたはずだ。自分ではまだ作動させてはいなかったが、Kさんにきいたら、「ああ、夜にウォッシャー使ったな」とのことである。


S124には、ヘッドライトワイパーのスイッチはない。ライトを点灯した状態でウインドーウォッシャースイッチをオンにすると、フロントウインドーワイパーとシンクロしてヘッドライトワイパーも自動的に作動する仕組みである。ご丁寧にもヘッドライトへウォッシャー液を噴射しながらヘッドライトワイパーが2往復する。
Kさんいわく、「モーターがいかれてるんだけど、部品がないんだよ」とのこと。

ライトを点けてからワイパーを作動させてみた。


ウォッシャーホースからはウォーン…ウォーン…と4回ウォッシャー液が噴出するが、ワイパーは動かなかった。
◯フオク等で調べてみたところ、ヘッドライトワイパーモーターの価格はなんと3万円を超えている。
ちょっと考えものである。

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