メルセデス【S124】温度センサーベンチレーションブロアー

 ダッシュボードから異音


キーをひねってイグニッションをONにする。今日もピーピーと盛大な音が聞こえてきた…

助手席側のダッシュボード、ワタシの124は後期型なのでエアバッグのユニットが収まっている場所だが、その奥の方からいつも聞こえる音。ピーーーだったりピーピーだったりキュルキュルだったり、日によって違うがとにかく耳障りなことこの上ない。プラスチックか何かが回転しているノイズのような気がするけれど、よく分からない。


少なくとも1年前からこの音に気付いていた。最初は音が出たり出なかったり、エンジンがスタートして時間が経つといつの間にか静かになっていたのだが、最近はずっとピーピーキュルキュル言っている。

原因の特定

まず思いつくのは、バルクヘッドにあるエアコンのブロワーファンからの異音だ。124界隈でよく言われる「スズムシ」音。だが、エアコンのファンを回さなくても音がする。イグニッションをONにしただけで鳴りだす、ということはブロワーファンではない。

バキュームホース関係かな、と思ってボンネットを開ける。だが異音はエンジンルーム側からではほとんど聞こえない。音は確実に室内から出ている。

まさか、助手席のエアバッグ?エアバッグユニットをダッシュボードから取り外して、スイッチをONにした。
すると、ダッシュボードの内部から、ひときわ大きなピーーー…という音がするではないか。

エアバッグの穴から覗くと、助手席側エアコン吹き出し口の裏に、こんなパーツを発見した。犯人はコイツだった!

温度センサーベンチレーションブロアー

中に小さなフィンがあり、スイッチをONにすると回りだす。ピーピーキュルキュルという音はこのフィンの回転ノイズであった。

温度センサーベンチレーションブロアー


調べてみたら、このパーツは「温度センサーベンチレーションブロアー」というのだそうだ。エアコンの室内温度センサーはルームミラーの付け根にある。このブロアによって、室内の空気を助手席のエアコン吹き出し口から取り込み、管を通して温度センサー付近まで循環させている。できるだけ均一な温度の空気をセンサーに当てる機構だ。なるほど。

こんなパーツがあるとは知らなかった。しかも、温度センサー用の空気循環ホースがピラーを通ってルームミラーまで通っているとは。

清掃してみた

たぶんブロワーのフィンにホコリやゴミがたまって音が出ているのだろう。
取り出して掃除することにした。

エアバッグの穴だけでは両手を使えず部品を取り出せないので、サイドのエアベントをはずした。


先にベンチレーションホースをはずしてから


スポンジに埋まっているパーツを引き抜いて、くっついているカプラーをはずす。


取り出したブロワー。さぞほこりだらけだと思っていたのに、意外にフィンの部分はきれいだ。


分解して中を掃除しようとしたけれど、構造上分解は困難なようだ。
仕方ないので、まずプラセーフのパーツクリーナーでフィンの部分を洗浄してから、ドライルブを吹き付けておいた。

******

その結果、異音はピタリと消えた。
対症療法だけど、また音が鳴り出したら掃除すればいいか。



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