メルセデス【S124】ぶつけたフロントバンパーを自家塗装して交換

 フロントバンパー破損!

やってしまった…


妻によれば、車庫入れの際一発で入らなかったので、一度切り返して前進したそうだ。そうしたら、植えてある木に左の鼻先をぶつけてしまった。「ちょこんとぶつかっただけなのに」バンパーレールが見事に割れたそうな。
ショックを吸収すべきバンパーが簡単に割れてしまう、というのはにわかには信じがたいのだが、実際、見事に割れている。もう30歳を超えたクルマのことだ。バンパーレールは柔軟性を欠いて、こんなふうに割れてしまったようである。


そもそも、このクルマのボディまわりの樹脂部品は買ったときからくたびれていた。フロントバンパーは劣化がいちばんひどかったところで、いつか塗り直さなければいけないなあと考えていたのだが、こんなキッカケで背中を押されるとは思わなかった。

バンパーレールを入手


この破損の状態では、補修という選択肢はない。交換するバンパーレールを確保せねばならぬ。中古のものを探したけれど、オークションサイトにはほとんど出物がない。あっても足元を見た値付で不当に高いものばかりだった。
eBayで社外の新品パーツを見つけた。異常に安かった。合うかどうかは分からない。悩んだが、とにかく安いしダメもとでリトアニアから取り寄せてみた。


思ったより早く届いた新しいバンパーレールは、おそらく普通のPPだ。柔らかい。フニャフニャしている。


表面はザラザラ、あちこちからバリが出まくっていて、値段なりの感じではある。はみ出たバリなどを削ってから、実際にクルマに取り付けてフィットするかどうか確認する。


ネジ穴などに不可はない。大丈夫だ。完全にピッタリとはいかないが、なんとかなりそうだ。

塗装の準備

塗装のために調達したものを紹介すると、
・耐水ペーパー(#120 #600 #1000)
・ナイロン研磨シート
・ペーパーホルダー
・シリコンオフスプレー
・バンパープライマー×2
・プラサフスプレー×5
・カラー缶スプレー(ソフト99マイボデーペン)×5
・ウレタンマットクリアスプレー(ホルツ)×5

S124のボディ色はアルマンダインレッド(カラーコード512)で、バンパーとサッコパネルはそれよりもやや暗いトーンの半つや消し(?)である。ボディ色コードはクルマに書いてあるが、バンパーの色の表示はない。なかなか情報がなくてよく分からない。さんざん調べた結果、どうやらコレではないか、というのを見つけた。
カラーコードは3522。「ALMANDINROT MET BUMPER OF 512」

ソフト99には、指定したクルマ純正色をスプレー缶に充填して販売する「Myボデーペン」がある。このサイトを検索したら3522のカラーがあったので早速発注した。


一方、クリアスプレーについては、なぜかソフト99はつや消しクリアは販売していないようなので、ホルツのウレタンマットクリアスプレーを入手した。

研磨

フロントバンパーを取り外して、スキマに溜まった大量の汚れを入念に洗ったあと、サンドペーパーで表面を削って整えた。


新しいバンパーレールは未塗装のグレーだが、表面は何やらボコボコしていた。面と面との合わせ目にもバリが出ていたりする。まず600番の耐水ペーパーで削って平らにして、1000番のペーパーで整えた。


既存のフロントバンパーはクリア層が所々はがれているようだ。全体に塗装が白っぽくなっている。
1000番のペーパーでゴシゴシこすると、一部白っぽいプライマーの層も出てきた。


塗装の手順

バンパーの色を塗る。
シリコンオフで脱脂し、乾いてからカラースプレーを吹いていく。これが本当に純正色なんだろうか。ボディ色とほとんど変わらないような気がするのだが…。


ナンバープレートまわりのパーツも同様に塗装していく。はじめはおっかなびっくりやっていたが、慣れてくるとだんだん大胆になってくる。


仕上げるときはタレる寸前くらいまで吹いたほうがいいようだ。

次はバンパーレール。
樹脂素材なので、脱脂後、バンパープライマーを吹き付けてからプラサフをスプレーした。プラサフは2本使い切った。
今日はここで時間切れ。


次の土日まで待って、1000番のペーパーで表面をならし、色をスプレーする。


バンパーとバンパーレールで、カラースプレーはちょうど3本使った。

ウレタンクリアを塗る

アクリル塗料の上にウレタン塗料を塗るとき、アクリル塗料が十分に乾いていないと縮みや剥がれの原因になるそうだ。アクリル塗料は溶剤が蒸発しながら乾いていくのに対し、ウレタンは化学的に硬化していくからだという。

アクリル塗料を塗ってから1週間。完全に乾燥した塗装面をナイロン研磨シートでかるーく足付けして、入念に脱脂する。

塗料膜は柔らかいので軽く研磨する

ウレタンマットクリアを吹いた。


つや消しスプレーであるが半艶くらいの仕上がりでなかなかいい感じになった。明るかったトーンは1段階落ちたような気がする。


マットクリアスプレーは2本使用した。

完成!

ウレタンクリアが硬化するのを1週間待ち、取り付けを完了。初めてにしてはうまくできた…かな。


ボディに取り付けると、ちょっと明るい色に見えるのは気のせいだろうか。






コメント

このブログの人気の投稿

ひかりTVは無線化できるか(できます)

イサム·ノグチ「AKARI」が破れたら

「ウォーターハンマー現象」を食い止めろ!…原因はこんなところに?