素人手抜きレシピ：強火の遠火を我が家で再現する方法

魚は何で焼く？

ウチの台所のガス台には、魚などを焼くいわゆるグリルがない。

某大手メーカーの、煙がほとんど出ないという電気ロースターはあるのだが、今一つおいしく焼けず、どうしたものか、と悩んでいた。
パリッとした皮の焼き目や、あのいぶされた香りなど、やはり魚は直火で焼くのが一番である。

ウチではこうやっている。

なんてことはない、レンガを台にして網で焼く、という方法である。

レンガで高さを確保して、火との距離を稼ぐ。
工夫があるとしたら、下に置いた魚焼きのプレートだろうか。

コンロからの熱がワンクッションおいて網に伝わり、焼けた魚の油がコンロに落ちるのを防いでくれる。このクッションがないと、コンロの火が網に直接当たって、魚が黒煙に包まれてしまうのだ。

使ったのは金属製のプレートだがが、熱に強い石綿などのプレートでも大丈夫だと思う。

コンロに火をいれると、プレートが炎を遮断し、赤く熱せられる。上の網には放射熱が伝わる。

火は遮られているが、熱エネルギーは相当なものなので、火の強さは加減しなければならない。
また、網はくっつきやすいので油を塗っている。

じっくりと焼く。

油が落ちると熱くなったプレート上で燃え上がるが、これはこれでいい香りになるので気にしない。

今回は少々火が強すぎたか。

焼きあがりは、なかなか満足のいくものである。

魚に限らず、肉や野菜などもおいしくなる。