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蛇口の「泡沫器」って知ってますか?

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 泡沫器が破損 朝、顔を洗っていたら蛇口から何かが落ちた。と思った。ボウルにはプラスチック部品の破片のようなものが。 水栓の蛇口を見る。何かが足りないような感じ。 そう言えば、水流が乱れている。水の飛び散りを防ぐ泡の水流になるはずなのだが。 ネジ止めされている蛇口の先端をはずしてみると、中に装着されているフィルターのようなものが一部粉々になって破損していた。これが水流を整えて泡沫水流にする「泡沫器」とか「エアレーター」というそうな。 泡沫器がないと水流はまったく安定しない。ねじれた水はボウルに当たってあちこちに盛大に飛び散ってしまう。 サイズがない! こんなカートリッジなんていくらでも売っているだろうと思ったのだが大間違いだった。 ウチの洗面の水栓は蛇口のサイズが珍しいらしい。測ってみると内径が15mm。 内径24mmや22mmのものならいくらでも売っているのだが、15mmのものは全く売っていない。 国内のECサイトにはなく、探し回った挙げ句中国の〇リエクでやっと見つけた。 6個もいらないんだけど… サイズはピッタリ。 キレイな泡沫水流が復活した。

メルセデス【S124】ぶつけたフロントバンパーを自家塗装して交換

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 フロントバンパー破損! やってしまった… (妻が)車庫入れの際、一度切り返して前に出したら、植えてある木に鼻先をぶつけてしまった。ちょこんとぶつかっただけなのにバンパーレールが「パキーン!」と見事に割れたそうな。 もう30歳を超えたクルマのバンパーレールは柔軟性を欠き、簡単に割れてしまったようだ。 フロントバンパーは劣化がいちばんひどかったところで、いつか塗り直さなければいけないなあと考えていたのだが、こんなキッカケで背中を押されるとは思わなかった。 まずバンパーレールを確保せねばならぬ。中古のものを探したけれど、オークションサイトにはほとんど出物がない。あっても足元を見た値付で不当に高いものばかりだ。 eBayで社外の新品パーツを見つけた。異常に安かった。合うかどうかは分からない。安いし、ダメもとでリトアニアから取り寄せてみた。 純正のバンパーレールはおそらく普通のPPだ。ちょっとフニャフニャしている。 表面はザラザラ、バリが出まくっていて、値段なりの感じではある。 はみ出たバリなどを削ってから、実際に取り付けてフィットするかどうか確認してみた。 完全にピッタリとはいかないが、まあこんなもんだろう。 塗装の準備 塗装のために調達したものを紹介すると、 ・耐水ペーパー(#120 #600 #1000) ・ナイロン研磨シート ・ペーパーホルダー ・シリコンオフスプレー ・バンパープライマー×2 ・プラサフスプレー×5 ・カラー缶スプレー(ソフト99マイボデーペン)×5 ・ウレタンマットクリアスプレー(ホルツ)×5 S124のボディ色はアルマンダインレッド(カラーコード512)で、バンパーとサッコパネルはそれよりもやや暗いトーンの半つや消し?である。純正のバンパーの色は何だったのか、なかなか情報がなくてよく分からない。さんざん調べた結果、どうやらコレではないか、というのを見つけた。 カラーコードは3522。「ALMANDINROT MET BUMPER OF 512」である。 ソフト99には、指定したクルマ純正色をスプレー缶に充填して販売する「Myボデーペン」がある。このサイトを検索したら3522のカラーがあったので早速発注した。 一方クリアスプレーについては、なぜかソフト99ではつや消しクリアは販売していないようで、ホルツのウレタンマットクリアスプレーを入手...

メルセデス【S124】格安バッテリーに交換

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 バッテリー交換、何にする? ちょうど3年でバッテリーが上がってしまった。 3年前、このS124を買ったとき、バッテリーを新しいものに替えてもらった。 「ATLAS BX」という韓国製の格安バッテリーである。聞いたことのないメーカーだったが、ここまで特に問題なく使えていた。 さて、次はどのバッテリーにしようか、色々と考えた。やっぱりドイツ車にはBOSCHとかVARTAとかがいいのかなあ… ATLAS BX 悩んだ末、また同じATLASにした。 前回は3年間普通に使えたし、コスパの良さからこれを選んだ。 型番はMF57220 (互換/Group L3 ) 。長さ277mm、幅174mm、高さ190mm。72Ah、メンテナンスフリータイプ。大手通販サイトで1万円ちょっと。補助期間2年。安い。 韓国のハンコックグループのメーカーだそうだ。だったら大丈夫そう。 有名メーカーだと3〜4倍の値段はする。高いバッテリーが5年とか6年持ったとしても、ATLASを2年毎に買い替えたほうがお安い。 当然だが、交換後は何ら問題なし。これからも付き合っていくつもりだ。

メルセデス【S124】上がったバッテリーはパルス充電で救えるか

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 ちょい乗りの結果 S124のバッテリーが上がってしまった。 3週間ほど前の日曜日、リアウインドウの切れた熱線を補修したのだが、その際うっかりデフォッガースイッチをつけたまま数十分放置してしまった。あっ、と気付いてすぐにエンジンをかけたら、セルの音は弱々しく、やっとエンジンがかかったような状態であった。バッテリーをリカバリするつもりで数十キロ走った。 記録的な暑さの7月である。夏、平日の朝は毎日妻に駅までS124で送ってもらっている(ありがとう)。往復10分もかからない。火曜日、ちょっと始動がもたついた。木曜日、セルが弱々しい。金曜日、やっとこさでエンジンがかかった。 そして土曜日。とうとうセルがキュルル…プス…と止まってしまったのである。 平日の5日間、エアコン全開のチョイ乗りではバッテリーチャージの収支は赤字だったようだ。 バッテリーチャージャー 自分のウッカリから起こしたバッテリー上がり。一時的に充電量が下がっているのであって、おそらくバッテリーの基礎体力に問題はないはず(と願う)。 バッテリーチャージャーで充電することにした。 早速、メルテックのバッテリーチャージャーを買った。15Aでパルス機能(?)付き。 まずバッテリーの端子にクランプを付けてからバッテリーチャージャーの電源プラグを家のコンセントに差し込む。 充電はオートで勝手に始まる。充電開始時のバッテリー容量は60%。セルモーターが回らなくなるギリギリの容量が60%だったということか? 充電を開始して3時間後、表示は14.4Vで容量80%。バッテリーは72Ahなので結構時間がかかるかも。 さらに7時間経過。依然として容量80%で充電中表示のままだ。容量表示はアバウトで、どうやら20%刻みのようである。バッテリーによっては100%にならないものもあるとの注意書きがあったのだが、不可解ながらも今日はもう遅いのでここで完了とした。 翌月曜日の朝、キーをひねるとフツーにセルが回り何事もなかったようにエンジンがかかった。 これでひと安心。だがこれからは毎日バッテリーの様子に注意しなければ。そしていままでと同じように、朝のチョイ乗りを続けた。 前日にエンジンをかけた朝は、普通にセルは回った。でも、土日に車に乗らないで月曜日の朝にキーをひねると、キュルルル…と何とかエンジンに火が入る感じだ。 やはりバッテリ...

メルセデス【S124】効かないエアコンの救世主

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酷暑にエアコンが負けた それにしても暑い。 2025年。今年の夏は観測史上最も暑くなるだろうと気象予報士が言っていた。今日も猛暑日になるという。太陽は真上から S124 のルーフに容赦なく照りつけていていて、車内は蒸し風呂のようだ。 エアコンのコンプレッサーは動いているものの、吹き出す風はまったく冷たくない。日陰に入ると多少はマシになるが、室温は外よりも高いかもしれない。去年はこんなじゃなかったのに。 30分汗だくになってアストロプロダクツまで行き、エアコンガスとチャージホースを買ってきた。たぶん、ガスを補充すればエアコンは機能するはず。 後期124のエアコンは「 R134a 」のガスを使用している。1kgも入るらしい。 エアコンガス補充の方法 最初に、チャージホースのガス缶バルブのネジをいっぱいまで緩めて「針」を引っ込めておかなければならない。 針を引っ込めたら、ガス缶の口をホースのバルブに取り付ける。 クルマとの接続箇所を確認。これが低圧側ポート。 M104エンジン キャップを外す。 中のピンを押し込むと開栓する仕組みのようだ。 チャージホースの取り付け部分はクイックカプラー。外側のリングが前後にスライドする。 カプラーの外側のリングを引っ張り上げながら、ぐっと力を入れて低圧バルブにはめ込む。 カチッとはめ込まれてロックがかかった。 接続できたらエンジンをかける。 エアコンをOnにして、温度は最低、風量は最大、内気循環にしてウインドウを全開にする。要するに常にエアコンのコンプレッサーが作動するようにする。まあ気温34℃だから心配はないと思うが。 ここで少しだけガス缶の口を緩めて、ホースの中にある空気をプシュッ、と追い出す。 圧力をチェック。…あれ?適正値? まあいいか。いよいよガスの注入だ。 ガス缶バルブのネジをいっぱいまで締め込んで中の針を出し、ガス缶のシールに穴を開ける。それからゆっくりとネジを戻していき、少しずつガスを入れていく。ガスが入り始めるとガス圧がグッと上がった。 缶の圧力が下がってガス缶が冷たくなってきた。 ガスチャージ完了 10分ほどすると圧力計の針が安定し動かなくなったので、ここで2本目のガス缶を追加した。 10分後。圧力計の表示はやや高いが、この気温を考慮したらこのあたりでいいのかな?ガスの入れ過ぎも怖いし… エアコンの吹き出し口に手をあて...