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メルセデス【S124】上がったバッテリーはパルス充電で救えるか

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 ちょい乗りの結果 S124のバッテリーが上がってしまった。 3週間ほど前の日曜日、リアウインドウの切れた熱線を補修したのだが、その際うっかりデフォッガースイッチをつけたまま数十分放置してしまった。あっ、と気付いてすぐにエンジンをかけたら、セルの音は弱々しく、やっとエンジンがかかったような状態であった。バッテリーをリカバリするつもりで数十キロ走った。 記録的な暑さの7月である。夏、平日の朝は毎日妻に駅までS124で送ってもらっている(ありがとう)。往復10分もかからない。火曜日、ちょっと始動がもたついた。木曜日、セルが弱々しい。金曜日、やっとこさでエンジンがかかった。 そして土曜日。とうとうセルがキュルル…プス…と止まってしまったのである。 平日の5日間、エアコン全開のチョイ乗りではバッテリーチャージの収支は赤字だったようだ。 バッテリーチャージャー 自分のウッカリから起こしたバッテリー上がり。一時的に充電量が下がっているのであって、おそらくバッテリーの基礎体力に問題はないはず(と願う)。 バッテリーチャージャーで充電することにした。 早速、メルテックのバッテリーチャージャーを買った。15Aでパルス機能(?)付き。 まずバッテリーの端子にクランプを付けてからバッテリーチャージャーの電源プラグを家のコンセントに差し込む。 充電はオートで勝手に始まる。充電開始時のバッテリー容量は60%。セルモーターが回らなくなるギリギリの容量が60%だったということか? 充電を開始して3時間後、表示は14.4Vで容量80%。バッテリーは72Ahなので結構時間がかかるかも。 さらに7時間経過。依然として容量80%で充電中表示のままだ。容量表示はアバウトで、どうやら20%刻みのようである。バッテリーによっては100%にならないものもあるとの注意書きがあったのだが、不可解ながらも今日はもう遅いのでここで完了とした。 翌月曜日の朝、キーをひねるとフツーにセルが回り何事もなかったようにエンジンがかかった。 これでひと安心。だがこれからは毎日バッテリーの様子に注意しなければ。そしていままでと同じように、朝のチョイ乗りを続けた。 前日にエンジンをかけた朝は、普通にセルは回った。でも、土日に車に乗らないで月曜日の朝にキーをひねると、キュルルル…と何とかエンジンに火が入る感じだ。 やはりバッテリ...

メルセデス【S124】効かないエアコンの救世主

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酷暑にエアコンが負けた それにしても暑い。 2025年。今年の夏は観測史上最も暑くなるだろうと気象予報士が言っていた。今日も猛暑日になるという。太陽は真上から S124 のルーフに容赦なく照りつけていていて、車内は蒸し風呂のようだ。 エアコンのコンプレッサーは動いているものの、吹き出す風はまったく冷たくない。日陰に入ると多少はマシになるが、室温は外よりも高いかもしれない。去年はこんなじゃなかったのに。 30分汗だくになってアストロプロダクツまで行き、エアコンガスとチャージホースを買ってきた。たぶん、ガスを補充すればエアコンは機能するはず。 後期124のエアコンは「 R134a 」のガスを使用している。1kgも入るらしい。 エアコンガス補充の方法 最初に、チャージホースのガス缶バルブのネジをいっぱいまで緩めて「針」を引っ込めておかなければならない。 針を引っ込めたら、ガス缶の口をホースのバルブに取り付ける。 クルマとの接続箇所を確認。これが低圧側ポート。 M104エンジン キャップを外す。 中のピンを押し込むと開栓する仕組みのようだ。 チャージホースの取り付け部分はクイックカプラー。外側のリングが前後にスライドする。 カプラーの外側のリングを引っ張り上げながら、ぐっと力を入れて低圧バルブにはめ込む。 カチッとはめ込まれてロックがかかった。 接続できたらエンジンをかける。 エアコンをOnにして、温度は最低、風量は最大、内気循環にしてウインドウを全開にする。要するに常にエアコンのコンプレッサーが作動するようにする。まあ気温34℃だから心配はないと思うが。 ここで少しだけガス缶の口を緩めて、ホースの中にある空気をプシュッ、と追い出す。 圧力をチェック。…あれ?適正値? まあいいか。いよいよガスの注入だ。 ガス缶バルブのネジをいっぱいまで締め込んで中の針を出し、ガス缶のシールに穴を開ける。それからゆっくりとネジを戻していき、少しずつガスを入れていく。ガスが入り始めるとガス圧がグッと上がった。 缶の圧力が下がってガス缶が冷たくなってきた。 ガスチャージ完了 10分ほどすると圧力計の針が安定し動かなくなったので、ここで2本目のガス缶を追加した。 10分後。圧力計の表示はやや高いが、この気温を考慮したらこのあたりでいいのかな?ガスの入れ過ぎも怖いし… エアコンの吹き出し口に手をあて...

TOTOネオレスト(tcf9754j)割れたフタを直したが…微妙な結果

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17年の傷み TOTOのタンクレストイレ「ネオレスト」。型番はtcf9754j。わが家の竣工時から設置していたものだ。シンプルなデザインでお気に入り。 もう17年経過したことになる。最近気になるのは、フタの損傷だ。向かって左側、ヒンジ部分の亀裂がだんだんと大きくなってきた。 表側では目立つので、フタの裏側から補修しようと思う。 フタの取り外し方 同じTOTOの製品でも、フタのヒンジのタイプはいろいろあるが、このtcf9754jの場合、フタのヒンジは便座のヒンジよりも内側にある。 まず、便座とフタとを一緒に垂直に立てる。 向かって右側を真上にぐっと引き上げるとバカッと外れた。 そのまま左方向にスライドさせると左側のヒンジも外れる。 フタと便座が分離できた。 プラリペアでやってみたが… フタを裏から見ると、ヒンジ取り付け部分を囲むように亀裂ができていた。みんなの味方、プラリペアなら大丈夫だろう。 亀裂に沿ってカッターで削りV字状の谷を作る。 亀裂の断面がピッタリと合わさるように養生テープでテンションをかける。 プラリペア粉末を亀裂の谷に埋めて… プラリペアの液体を流し込む。 大きな力がかかる部分なので、グラスファイバーも併用することにした。グラスファイバーとプラリペアで補修湿布を作る。 こうすれば接着する面積を稼げるはず。 ポリプロピレンだった! プラリペアの硬化を確認して補修完了。ところが…フタを本体に取り付けてみると… メリメリ…という音とともに、元の姿に。 脱脂をサボったからだと思い、脱脂後もう一度やってみたが、結果は同じであった。 …あ! これ、ひょっとしたら、ポリプロピレンか!? そう、さすがのプラリペアも万能ではない。ポリプロピレンはくっつかない素材なのだ。 ポリプロピレンをくっつけられる接着剤はそう多くない。たいていは注意書きに「ポリプロピレン、ポリエチレンは接着できません」と書いてあったりする。 新しい接着剤をホームセンターで買ってきた。ポリプロピレンが接着できると謳っている。 一応脱脂をしてから、接着剤をつけた。塗布後5分から20分たってから密着させよとのこと。 表側の亀裂にも塗布する。 接着剤の完全硬化は24時間。完全硬化とはいえ、カチカチになったわけではなく、ネットリ感が残っている。 一抹の不安を抱きながら便座に取り付けてフタを閉めたが… やっぱり...

ステッカーの跡は【ダ◯ソー】の消しゴム?で消す

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前のオーナーが貼っていたステッカーのノリの跡。シリコンオフでもなかなか落ちない。 ダ◯ソーでこんな商品を見つけた。 見た目はただの消しゴムである。 ゴシゴシやってみる。 普通の消しゴムよりもかなり柔らかいようだ。大量の消しカスが出てくる。 ノリの跡は消えたようだ。 あとはコンパウンドで磨けばキレイになるだろう。