「積層構造ナイフトレー」を作ってみた

収納力抜群のナイフトレー いつの間にか包丁が増えてきて、収納するのに収拾がつかなくなってきた。今ある市販のナイフトレーには3本刺せるが、小さな包丁はキッチンカウンターの引き出しに乱雑に放り込んでいる。できれば引き出し一箇所に全部まとめて、使いやすく収納したい。 市販のナイフトレーは、引き出しにちょうど収まるものがなかなかないし、あっても入る包丁の数は少ない。包丁の刃を下にして、ズラリと並べて収納したいのだ。 そこで、いろいろ工夫をして、キッチンの幅の狭い引き出しにおさまるナイフトレーを作ってみた。 いきなり完成形であるが、こんなカタチになった。 積層構造がそれなりに美しいと思うのだがどうだろう。 作り方 材料は、たまたま厚さ5mmほどの合板端材があったのでこれを使った。 サイズを決めて、ひたすら切る。 同じ幅で、長さの違う短冊を何枚も作る。 この短冊を、1枚ずつオフセットして重ねる。 はじめは接着剤でくっつけてしまおうかと思ったのだが…ここからが、すこしアタマをひねったところである。 短冊を重ねて、中心線からずらして穴を開ける。 どの板にも等間隔の穴が開いた。 1枚ずつずらして重ねたら、ビスを穴に打ち込む。 これでもうほぼ出来上がりだ。 キッチンの引き出しに、幅を合わせて並べる。 短いトレーは、刃渡りの長い包丁用。 収納力はかなりなもの。 引き出しの内寸は幅15cmくらいだが、大小8本の包丁が収まった。 引出しを閉めたとき、包丁が前に飛び出さないように仕切りのようなストッパーがあるといい。